郡高の学びの変革①クロスカリキュラム〜美術✖️化学〜
郡山高校では、教科を横断して学びを深める取り組みを先生方がやっているようです。今回、美術の授業が化学の授業とのクロスカリキュラムを行うということで、前日からとてもワクワクしてしまいました。今日は、豪徳寺学です。
授業としては、銅版画の作成でした。前回描いた下絵を銅板に転写し、下絵を見ながら銅板に銅板に針で描いていきます。先輩の緻密に描かれた物を見ていたので、美術作品をワクワクしながらつくる一方で、緊張感を伴う感覚でした。
できたものを、専用液につけ腐食を行いました。
そこで、化学の授業が美術室で始まったのです。
大野先生「これは酸化還元反応です。以前授業でやった内容ですが覚えていますか?」
そして、簡単な化学式を黒板に板書し、化学の実験を行ってくださった。
また、銅板を腐食を再開した。
この時、私たちの頭の中では、専用液ではなく、「塩化第二化鉄溶液」になり、腐食と呼んでいたものも、「鉄(Ⅲ)イオンが酸化剤になり、金属銅を銅(Ⅱ)に酸化すること」に変換された。
なんて興味深いことなんだ!繋がっている!
《参加者の感想》
◉芸術や社会の中で何気なく使っているものにも理科の知識が生かされているんだなと感じることができました。
◉自分は文系の生徒ですが、酸化還元反応について思い出し、さらに金属に興味を持つことができた。
◉(豪徳寺)今回は先生方のおかげで、普段学んでいることが、また別に学んでいることにつながっていることに気づくことができたが、普段から、少しでも気になることはしっかり調べて、これまで学んだこと、これから学ぶことにつながっているかどうかを意識しながら勉強したいと思った。