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郡高の学びの変革②クロスカリキュラム〜国語&音楽〜

今回のクロスカリキュラムTrial授業は、国語と音楽です。
文学国語 調べとリズム「短歌」の授業にアドバイザーとして音楽の先生が参加しました。
短歌を読み味わい、そこに込められた思いを「声」や「音」で表現します。
グループで作り上げた音声を最後には録音し、全員で表現方法や表現の意図を鑑賞する授業です。
全部で6時間かける計画のうち、今回は4時間目です。

まず最初に、教室で本日のスケジュールの確認をします。
その後、各グループごとに場所を変えて、班ごとにパフォーマンスの確認です。
最後に、音楽の先生からアドバイスをもらって録音することとなります。

A班 <生まれたらそこがふるさと>うつくしき語彙にくるしみ閉じゆく絵本  李 正子
日本語と韓国語に分かれて音読をします。
合唱部による美しい調べも重なり、最後に絵本を閉じる効果音が入る演出は、よく考えられていました。

B班 ホメロスを読まばや晴の潮騒のとどろく窓ゆ光あつめて  岡井 隆
この班は、短歌を短く区切り、ひとり、ふたり、全員で音読を繰り返すことで
まるで音楽のクレシェンド、デクレッシェンドのような調べを作り上げました。
ウインドチャイムやレインスティックといった楽器を効果音として
雰囲気のある作品に仕上げています。

C班 なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな  与謝野 晶子
明るさと淋しさを声で表現しました。
さらに効果音として音楽を流し、短歌に込められた思いを伝える工夫がされていました。

このクロスカリキュラムでは、アドバイスを基に改良を重ねたものを録音して終了としましたが、
その後に授業で音声付のスライドを作成しました。
スライドはこちらになります。(音声はでません)