『connecting the dots』未来は”点で見るのではなく、点と点を繋ぐ線で見る!”キャリア探究3回目
令和5年6月8日(木)
これまで、キャリア探究では、「自分を知る」「社会人からキャリアアクシス(軸)を探る」そして、今回、時空を広げて、未来に起こる変化と未来の自分にアプローチすることを行いました。
今回のファシリテーターは、ふじもん先生こと藤本正樹先生です。
皆さんもご存知のように、ものすごい速さで社会がどんどん変化しています。
ふじもん先生は世界各地を訪れていますが、アフリカの砂漠でも、ネットがつながり、世界中どこにいても映像を使ってコミュニケーションを誰とでも取ることができ、仕事だってどこでもできるのです。
テクノロジーもどんどん進化し、ChatGptやstable diffusionのように簡単にAIを使って新しいものを創造することができます。
ふじもん先生に見せていただいた総務省の動画
一方で、VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況)と呼ばれるように、これまでの経験では対応できないような社会になっております。
そのような中で、自分の軸(キャリアアクシス)をどのように作っていくのか、またそのような未来では、どのように生きていくのか、などについて考えました。
2時間があっという間でした。
最後にふじもん先生は、老人の映像を写し、こんな質問をしました。
このような老人たちに「人生で後悔していること、やり残していることは何ですか?」と聞くと9割型同じ答えが返ってくるそうです。それは何だと思いますか?
その答えは、「挑戦しなかったこと」なのだそうです。「人からの評価を気にし、自分のやりたいことをしなかったことが悔やまれる。自分が思うことを挑戦したかった。」
これから、1年生は、文理選択を行います。自分自身のキャリアアクシスをしっかり考え、文理選択に望みます。
豪徳寺君「僕は、今回の講演を聞いて、スティーブ・ジョブズの有名なスピーチの中の「connecting the dots」を思い出した。
「前を向いて点を結ぶことはできず、後ろを向いて点を結ぶことしかできません。だから、あなたの未来では、点と点が何らかの形でつながることを信じなければなりません。あなたの直感、運命、人生、カルマ、何でもいいのです。点と点が結ばれると信じれば、自分の心に従う自信がつくからです。たとえそれが慣れ親しんだ道から外れてしまったとしても、それがすべての違いを生むことになるのです。」
AIなどのテクノロジーが進化する一方で、今までの経験があまり役立たないくらい不安定な世界の中で、軸を持つためには、このように考えることが大切だと思いました。